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ヤンセンファーマについてプレスリリース全身麻酔用鎮痛剤「アルチバ®静注用 2mg/5mg」を発売
〜患者さんにやさしい鎮痛重視の全身麻酔管理が可能に〜
2007/01/22
米ジョンソン・エンド・ジョンソンの医療用医薬品日本法人、ヤンセンファーマ株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長:関口 康)は、本日より全身麻酔用鎮痛剤「アルチバ®静注用2mg、同5mg」(一般名:レミフェンタニル塩酸塩、以下「アルチバ」)を発売いたします。
全身麻酔は、1)手術等の外科的侵害刺激による生体のストレス反応を最小限に抑制するための「鎮痛」、2)患者の意識を消失させるための「鎮静」、3)体動をなくすための「筋弛緩」という3つの要素で成り立っています。これら全身麻酔の3つの要素を単独の薬剤で満たすことは困難であることから、個々の患者や手術の種類に応じて、鎮痛薬、鎮静薬、筋弛緩薬を組み合わせて投与するバランス麻酔が今日では一般的であり、「アルチバ」はこの中の鎮痛の役割を担うオピオイド鎮痛薬(麻薬性鎮痛薬)に該当します。
わが国初の超短時間作用性オピオイド鎮痛薬である「アルチバ」は、選択的にμ-オピオイド受容体に作用し、鎮痛薬の中でも鎮痛効果が強力といわれているフェンタニルと同等の高い鎮痛作用を発揮します。
これまでの全身麻酔では、「鎮静」重視の麻酔管理のため深い鎮静で患者さんの意識を消失させる一方、「鎮痛」作用が不十分なため侵害刺激による頻脈や血圧の上昇が認められることがありました。つまり、既存のオピオイド鎮痛薬における蓄積性や、鎮痛作用の調節性などが問題となって十分な量の鎮痛薬が投与されないという状況があったのです。また、手術中の患者さんは、鎮痛作用が不足している場合、身体的ストレスを感じるとともに、麻酔からの覚醒後にはあたかもマラソンを走った後のような疲労感を訴えるケースも少なくありません。このような全身麻酔が患者さんのQOLを低下させている可能性も指摘されています。
今後、全身麻酔は意識を消失させるのに必要な量の鎮静薬と、侵害刺激を抑制するのに必要十分な量の「アルチバ」により、術中の患者さんの身体ストレスの軽減と術後の爽やかな覚醒を目指した「患者さんにやさしい鎮痛重視の麻酔管理」へと舵を切ることが期待されます。
本剤の発売に寄せて、東北大学、東京医科歯科大学の天羽敬祐名誉教授は、
【承認取得日】 2006年10月20日 |